フォント・タイポグラフィが活かされたmv(pv)まとめ

デザイナーとして身につけておきたい知識(技術)にタイポグラフィがあると思います。
タイポグラフィーとは紙面上での文字の配置やデザインを指す言葉ですが、映像でも使える技術のようです。今回はタイポグラフィーが印象的なミュージックビデオを集めてみました。

あたらしいたましい feat. 金田朋子(□□□)

明朝体が作り出す世界観が印象的なmv。□□□でクチロロと読みます。
白地に黒の文字だけで表現されるとてもクオリティの高いmvだと思います。魂の表現なのか、文字で人のシルエットを作り出したり映像が歌詞ともシンクロしています。

HOT DOG(THE BAWDIES)

ノリの良いサウンドにアメリカのポスターのような色彩がカッコイイmv。
太いサンセリフの書体が次々と現れるのですが、これはモーションタイポグラフィという技術だそうです。
とにかくオシャレです。

アルクアラウンド(サカナクション)

バラバラに置かれた文字の中を歩いていくと歌詞となって見えてくるmv。文字もパーツに別れており、ある一方向から見ると文字として見えてきます。
文字は歩かないと文章として成立せず、曲の意味とも重なってきます。
また、「第14回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門」で優秀賞を獲得しています。

DADA(RADWIMPS)

白い背景に黒の文字が暴れ回るmv。CGではなく木製の実物だそうです。
DADAにはダダイズムのいみがあり、歌詞である文字を破壊していたり、文字のパーツが組み合わさり常識破りな文字が生み出されていたりと、文字に対してかなり奔放なことをやっています。

それは小さな光のような(酸欠少女 さユり)

アニメーションと本人が入れ替わりながら進むというmv。アニメーションのさゆりちゃんと、実際のさゆりちゃんでは意味あいがちがうのだそう。
歌詞重要な部分を細い書体で抜粋しているのがオシャレです。最初は小さな文字が画面の中央で弱々しそうに整列しているのですが、サビの盛り上がりで画面いっぱいに大きくなり、細い書体ながら力強さを感じます。

季節は次々死んでいく(amazarashi)

レーザーカッターで切り出されたお肉の歌詞を女性がひたすら食べるというmv。アニメ東京喰種(トーキョーグール)のEDだったそうで、アニメ内に登場する女性とリンクしています。生肉を食べるのは少しグロイので注意してください。
まさかお肉が書体として活かされる日がくるとは…とかなり衝撃を受けました。食べられる前のお皿に並べられたお肉(歌詞)がとてもデザイン的です。
amazarashiのmvはこの他にも文字を印象的に使った作品もあるので良かったら見てみてください。

イラストレーター&デザイナーのグループ展示「PATCHWORK」
場所:デザインフェスタギャラリー WEST 2-E
日程:2016年4月29日(金)〜5月1日(日)
時間:11:00〜20:00(最終日は18:00まで)

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