沈む脚に当たる貝が身を散らす
されるがままに己を削り、砕かれた跡は行方を知らない
どこからともなくゴミが集まり
彼らは遠巻きに見つめているだけ
脚は尚も蝕まれて
不完全に重みを増しながら
冷たく深みへと誘われる
ワタシはただただそれを見つめるばかりで
オレンジ色の空に背を向けながら
伸びた陰に手を引かれてようやく脚を持ち上げた
沈む脚に当たる貝が身を散らす
されるがままに己を削り、砕かれた跡は行方を知らない
どこからともなくゴミが集まり
彼らは遠巻きに見つめているだけ
脚は尚も蝕まれて
不完全に重みを増しながら
冷たく深みへと誘われる
ワタシはただただそれを見つめるばかりで
オレンジ色の空に背を向けながら
伸びた陰に手を引かれてようやく脚を持ち上げた